さんごく‐ぶそう【三国無双】
日本・中国・インドの三つの国を通じて並ぶものがないこと。この世で比べるもののないこと。「—の大伽藍」〈謡・笠卒都婆〉
さんごくぶっぽうでんずうえんぎ【三国仏法伝通縁起】
鎌倉時代の仏教書。3巻。凝然(ぎょうねん)著。応長元年(1311)成立。インド・中国・日本における各宗の伝播(でんぱ)状況を概説した仏教通史。
サンゴサ【Zangoza】
スペイン北東部、ナバラ州の町サングエサのバスク語名。
さんごしゅう【珊瑚集】
永井荷風による翻訳詩集。大正2年(1913)刊行。ボードレール、ベルレーヌ、レニエなど、フランスの近代詩人の作品、38編を収める。
さんご‐しょう【珊瑚礁】
イシサンゴ類の骨格や石灰藻類が集積して形成される礁。熱帯・亜熱帯海域に分布。形状により裾礁(きょしょう)・堡礁(ほしょう)・環礁などがある。
さんご‐じゅ【珊瑚珠】
サンゴを磨いて作った玉。装飾用。
さんご‐じゅ【珊瑚樹】
1 木の枝の形をしているサンゴ。 2 レンプクソウ科の常緑小高木。葉はやや大形の倒卵形でつやがある。夏に白い小花を密につけ、実は熟すと赤くなる。関東南部以西に分布する。木珊瑚(きさんご)。《季 ...
さんごじゅ‐なす【珊瑚樹茄子】
トマトの別名。
サンゴッタルド‐とうげ【サンゴッタルド峠】
《Passo del San Gottard》スイス中南部にある峠。ドイツ語名ザンクトゴットハルト峠。ティチーノ州のアイロロとウリ州のアンデルマットを結ぶ。ドイツ語圏とイタリア語圏を結ぶ峠でもあ...
サンゴタール‐とうげ【サンゴタール峠】
《(フランス)Col du Saint-Gothard》スイス中南部にある峠。中世以来アルプス越えの重要な交通路。全長約15キロのトンネルが通じる。標高2112メートル。ドイツ語名ザンクト‐ゴッ...