さん‐ろう【三老】
中国、漢代に県や郷に置かれた郷官の一。父老中の有徳者として、その地方の住民の教化をつかさどった。
さん‐ろう【山廊】
禅宗寺院の三門の左右にある平屋建ての建物。三門の楼上に登る階段がある。
さん‐ろう【山楼】
山上に造った高い建物。山閣。
さん‐ろう【参籠】
[名](スル)祈願のため、神社や寺院などに、ある期間こもること。おこもり。
さんろう‐ごこう【三老五更】
中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。天下に孝悌(こうてい)の手本として示された。
さん‐ろうじょ【三老女】
能で、老女をシテとする「檜垣(ひがき)」「姨捨(おばすて)」「関寺小町(せきでらこまち)」の3曲のこと。いずれも習い物として重要視されている。
さんろ‐が‐ふえ【山路が笛】
山路が吹いた草刈り笛。恋心を寄せる道具とされる。
さんろ‐き【山廬忌】
飯田蛇笏の忌日。10月3日。山廬は蛇笏の別号。《季 秋》
さん‐ろく【山麓】
山のふもと。山すそ。「—の村」「浅間—」
さん‐ろく【散録】
いろいろな事柄を筆のおもむくままに書き記すこと。また、その記録。漫録。