ざい‐はん【在判】
[名](スル) 1 古文書の写しなどで、原本のほうにはここに花押(かおう)が書かれているということを示す語。ありはん。 2 茶の湯で、香合、水指など茶器に、朱漆などで花押や署名が直書してあること...
ざい‐はん【在藩】
[名](スル)江戸時代、大名やその家臣が江戸ではなく自分の藩にいること。多く、在府に対して在国という。
ざい‐ばつ【財閥】
1 第二次大戦前の日本で、コンツェルンの形態をとり、同族の閉鎖的な所有・支配のもとに、持株会社を中核として多角的経営を行っていた独占的巨大企業集団。三井・三菱・住友・安田など。 2 金持ちのこと...
ざいばつ‐かいたい【財閥解体】
第二次大戦後、連合国軍最高司令官の指令に基づいて行われた日本の財閥の解体措置。
ざい‐ばん【在番】
1 勤番に当たっていること。 2 江戸幕府の軍事職制で、大番が京都二条城・大坂城に、書院番が駿府城に交代で勤務したこと。 3 江戸時代、大名の改易の際、他の大名が幕府の命令で無主となった城地を守...
ざい‐ひ【在否】
いるかいないかということ。在宅と不在。「—を確かめる」
ざい‐ふ【在府】
江戸時代、大名やその家臣が江戸で勤務すること。江戸詰め。→在国
ザイフェン【Seiffen】
ドイツ東部、ザクセン州、エルツ山地中部の村。チェコとの国境に近く、1949年から1990年までは旧東ドイツに属した。15世紀に始まった錫(すず)鉱山の採掘により発展。鉱山の廃鉱後、鉱山労働者の副...
さい‐ぶく【摧伏】
《「ざいふく」とも》打ちくじいて屈伏させること。「—の形を現じて、専ら勝軍の利を施し給ふ事は」〈太平記・二九〉
ざい‐ふり【采振り】
1 采配を振る人。指図する人。 2 「采振木(ざいふりぼく)」の略。