ざん‐ぼう【讒謗】
[名](スル)人をあしざまに言うこと。「罵詈(ばり)—」
ざんぼう‐りつ【讒謗律】
明治8年(1875)明治政府によって公布された言論統制令。自由民権運動の隆盛に伴う政府批判を規制するため、人を誹謗(ひぼう)する文書類を取り締まった。
ざん‐ぽん【残本】
1 売れ残った本。 2 「残編(ざんぺん)1」に同じ。
ざん‐ぽん【槧本】
《「槧」は中国で字を書くのに用いた板》版木で印刷した本。版本。刊本。
ざんまい【三昧】
[接尾]⇒さんまい(三昧)
ざん‐む【残務】
未処理で残った事務。「—整理」
ざん‐む【残夢】
明け方に、うとうとと見ている夢。目が覚めてもなお夢心地でいること。
ざん‐や【残夜】
夜明け方。「月入りて後の—の如し」〈太平記・二七〉
ざん‐やく【残薬】
1 服用を忘れたり、怠ったりして残った薬。処方された量を正しく服用しないと、症状をさらに悪化させ、新たに薬が追加される悪循環を引き起こす要因ともなる。 2 医療機関で、使い切れずに残った薬。
ざん‐ゆ【讒諛】
他をあしざまに言って、人に取り入ること。