ざる‐べから◦ず
[連語]《打消しの助動詞「ざり」の連体形+連語「べからず」》(二重否定で意味を強めて)…しなければならない。…せよ。「精励せ—◦ず」
ざる‐ほう【笊法】
笊の目のように粗く、抜け道がたくさんある不備な法律。
ざる‐みみ【笊耳】
《笊に水を入れてもすぐ漏れるところから》何を聞いてもすぐ忘れてしまうこと。また、そのような人。かご耳。
ざる‐を‐え◦ない【ざるを得ない】
[連語](動詞・助動詞の未然形に付いて)…しないわけにはいかない。やむをえず…する。「悪天候が続けば登頂は断念せ—◦ない」
ざれ【戯れ】
ふざけること。たわむれること。じゃれ。「—も昂(こう)ずれば喧嘩(けんか)になる」
ざれ【礫】
細かい石。小石。「—場」
ざ‐れい【座礼/坐礼】
1 座ったままで行う礼。⇔立礼。 2 座っているときの礼儀作法。
ざれ‐うた【戯れ歌】
1 こっけいみのある和歌。また、狂歌。ざれごとうた。 2 こっけいな内容の歌。また、こっけいでひわいな歌。
ざれ‐え【戯れ絵】
1 こっけいな絵。また、たわむれに描いた絵。戯画。 2 簡略に描いた絵。略画。「—をざっとかきて進ぜたれば」〈虎明狂・金若〉
ざれ‐がき【戯れ書き】
おもしろ半分に書いた文章や書画。