しお‐ゆで【塩茹で】
[名](スル)湯に少量の塩を加えてゆでること。魚介類・野菜などに塩味をつけるほか、色を鮮やかにする効果がある。
しおらし・い
[形][文]しをら・し[シク]《「しお(萎)れる」の形容詞化か》 1 控えめで従順である。慎み深く、いじらしい。「お見合いの席で—・く振る舞う」 2 かわいらしい。可憐である。「岩陰に小花が—・...
しおり【撓/萎】
1 (ふつう「シオリ」と書く)能で、泣くようすを表現する型。手の指を伸ばしてそろえ、斜めに顔の前に上げ、面(おもて)を少しうつむかせる。 2 蕉風俳諧の根本理念の一。対象に対する作者の繊細な感情...
しおり【枝折(り)/栞】
1 紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。 2 簡単な手引書。案内書。「修学旅行の—」 3 山道などで、木の枝などを折って道しるべとすること。また、そのもの。「吉野山去年(こぞ)...
しおり【栞】
《原題、(イタリア)Segnalibro》イタリアの詩人、サングイネーティの詩集。1982年刊。
しおり‐がき【枝折(り)垣/柴折(り)垣】
折った木の枝や竹などを縄で結んでつくった粗末な垣。
しおり‐ど【枝折(り)戸/柴折(り)戸】
折った木の枝や竹をそのまま使った簡単な開き戸。多く庭の出入り口などに設ける。
し‐お・る【為居る】
[動ラ五(四)]しておる。しやがる。他人の行為を軽蔑して言うときに用いる、乱暴な言い方。「悪さばかり—・って」
しお・る【責る】
[動ラ四]せめさいなむ。折檻(せっかん)する。「女をばまかでさせて、蔵にこめて—・り給うければ」〈伊勢・六五〉
しお・る【撓る/萎る】
[動ラ四] 1 しなわせる。たわめる。「秋風は軒場の松を—・る夜に月は雲居をのどかにぞ行く」〈玉葉・秋下〉 2 しみじみとした感じを出す。また、能で、泣く動作をする。「調子の真中を三重に—・り...