し‐かい【尸解】
仙術によって、肉体を残したまま、魂だけ体外へ抜け出ること。「—の仙人権者の化現のようなる奇瑞(きずい)あるべき筈なし」〈露伴・新浦島〉
し‐かい【司会】
[名](スル)会の進行をつかさどること。また、その役。「友人の結婚式を—する」「—者」
し‐かい【四戒】
1 仏語。4種の戒め。作法どおり戒師から受戒し戒体を得て悪業(あくごう)を除く解脱(げだつ)戒、色界四禅に入ることによって止悪の働きを得る定共戒、見道以上の聖者が得る道共戒、三毒を断じて悟りを得...
し‐かい【四海】
1 四方の海。よものうみ。 2 《四方の海の内の意》国内。世の中。天下。また、世界。「—を掌握する」「—同胞」 3 仏語。須弥山(しゅみせん)を取り巻く四つの外海。
し‐かい【四界】
1 天・地・水・陽の四つの世界。 2 仏語。地・水・火・風のこと。→四大(しだい)1
し‐かい【市会】
1 市議会の旧称。昭和22年(1947)地方自治法の制定により改称された。 2 「市議会」の略。「—議員」 [補説]1で、横浜・名古屋・京都・大阪・神戸の議会は現在も「市会」と称する。
し‐かい【死灰】
火の気がなくなり冷たくなった灰。また、生気のないもののたとえ。「頭(こうべ)を垂れて、—の如く控えたから」〈鏡花・高野聖〉
し‐かい【死海】
《Dead Sea》ヨルダンとイスラエルとの国境にある塩湖。面積約1020平方キロ。水面が海面下397メートルにあり、世界で最も低い。流出河川はないため塩分濃度が高く、生物はほとんど生存しない。...
し‐かい【志怪】
中国の六朝時代に、怪異に関する話を記録した短編小説類。「捜神記」など。
し‐かい【視界】
1 目で見通すことのできる範囲。視野。「濃霧で—がきかない」 2 考えや知識の範囲。「将来を—に入れた発言」