かん‐がい【菅蓋】
《「かんかい」とも》スゲで作って長柄(ながえ)につけ、背後からさしかける大きいかさ。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)へ行幸する天皇の頭上にさしかけるもの。す...
さる‐の‐こしかけ【猿の腰掛/胡孫眼】
サルノコシカケ型とよばれる扇形のキノコの総称。一般に多年生。木質で、樹幹に寄生し、半円形の卓状に広がり、木を腐らせる。乾いたものは非常に堅い。観賞用・細工品・薬用などに利用され、種類が多い。カイ...
手(て)を出(だ)・す
1 手を使って、対象となるものに動作をしかける。「ごちそうに—・す」「高めのボールに—・す」 2 暴力を振るう。また、けんかをしかける。「口より先に—・す」 3 新たに関与する。「株に—・す」 ...
さ・す【止す】
[接尾]《動詞五(四)段型活用》動詞の連用形に付く。 1 しかけていた動作を中途でやめる意を表す。…しかける。「言い—・す」「飲み—・す」 2 していた動作が中途でやんだままの状態であることを表...
げ‐や【下屋】
母屋(もや)に差しかけて造った小屋根。また、その下の部分。差しかけ。
言葉(ことば)を掛(か)・ける
かるく話しかける。また、それと意識して話しかける。「ねぎらいの—・ける」「—・けるタイミングを失う」
なぐり‐こ・む【殴り込む】
[動マ五(四)] 1 けんか相手などの所へ押しかけて乱暴をはたらく。「武装して—・む」 2 相手の根拠地に進出して、商売上の勝負をしかける。「大手スーパーが地元に—・む」
あさぎ‐うら【浅葱裏】
1 着物の裏地で浅葱色のもの。また、その裏地をつけた着物。 2 《多く浅葱裏の着物を着たところから》遊里で、江戸勤番に出てきたやぼな田舎武士をあざけっていう語。「まだ出来ぬ顔へしかける—」〈柳多...
わんさ‐か
[副]人が大勢押しかけるさま。また、物があり余るほどあるさま。「見物客が—集まる」「蔵からお宝が—出てきた」
こ‐おう【呼応】
[名](スル) 1 一方が呼びかけ、または話しかけ、相手がそれに答えること。互いに呼びかわすこと。受け答え。「一頭の犬の遠吠えに—して多くの犬が吠える」 2 互いに気脈を通じて物事を行うこと。示...