なり‐い・ず【生り出づ/成り出づ】
[動ダ下二] 1 生まれ出る。また、成長する。「何時しかも人と—・でて」〈万・九〇四〉 2 (成り出づ)出世する。昇進する。「次々に—・でつつ、劣らず栄えたる御家の内なり」〈源・少女〉
らん‐すう【乱数】
全く無秩序に、しかも出現の確率が同じになるように並べられた数字の列。乱数さいなどを用いて生成する。→疑似乱数
らんすう‐ひょう【乱数表】
0から9までの数字を全く無秩序に、しかも出現の確率が同じになるように並べた表。統計調査で標本の無作為抽出をするときなどに用いる。
もの‐まえ【物前】
1 いくさが始まる直前。「—にて腰立たず無性になる人は本の臆病者とて」〈甲陽軍鑑・一四〉 2 正月・盆・節句などの前。物日の前。「はや極月も二十八日、しかも小の晦日(つごもり)なるに、今日と明日...
め‐ごと【目言】
《古くは「めこと」とも》 1 目で合図すること。〈和英語林集成〉 2 目で見て、口で言うこと。会って直接話すこと。「海山も隔たらなくになにしかも—をだにもここだ乏(とも)しき」〈万・六八九〉
もと‐な
[副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》 1 わけもなく。みだりに。「なにしかも—とぶらふ」〈万・二三〇〉 2 しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに—...
ヌー【gnu】
ウシ科の哺乳類。大形のレイヨウで、体毛は灰色または黒褐色。たてがみや尾は長く房状をなし、黒色。角は雌雄ともにあり、大きい。アフリカ東部および南部の草原に群れをつくって暮らす。オグロヌー。うしかもしか。
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
じん‐けん【仁賢】
1 仁の心をもち、しかも賢いこと。また、その人。 2 仁者と賢者。
ぜん‐び【善美】
[名・形動]物事がよく、しかも美しいこと。りっぱで美しいこと。また、そのさま。「—を尽くした建物」「宗教は洪大なるに過ぎ、—なるに過ぎ」〈福沢・文明論之概略〉