し‐がち【仕勝ち】
[形動][文][ナリ]とかくそうする傾向があるさま。「あわてていると忘れ物を—だ」
し‐がっこう【私学校】
1 私立学校。私学。「関左に雄視している—」〈蘆花・思出の記〉 2 西郷隆盛が退官後、明治7年(1874)郷里鹿児島に創設した学校。西南戦争では西郷軍の中心となった。
し‐がつ【四月】
一年の4番目の月。卯月(うづき)。《季 春》「妹の嫁ぎて—永かりき/草田男」
しがつ‐ばか【四月馬鹿】
「エープリルフール」に同じ。《季 春》「—ローマにありて遊びけり/青邨」
シガテラ【ciguatera】
熱帯や亜熱帯の海域に生息するプランクトンがもつ毒素に汚染された、魚介類による食中毒。渦鞭毛藻類がもつシガトキシンなどの毒素が原因と考えられ、加熱調理でも分解せず、神経障害や胃腸障害を引き起こす。...
しが‐でら【志賀寺】
崇福寺(すうふくじ)の異称。
しがな
[終助]《終助詞「しか」に終助詞「な」の付いた「しかな」の音変化》自己の願望を表す。…たいなあ。「てしがな」「にしがな」の形で用いる。「いぶせう侍る事をも、あきらめ侍りに—」〈源・賢木〉
しが‐な・い
[形][文]しがな・し[ク]《「さがない」の音変化という》 1 取るに足りない。つまらない。「—・い職業」 2 貧しい。みすぼらしい。「—・い暮らし」
しが‐なおや【志賀直哉】
[1883〜1971]小説家。宮城の生まれ。武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊。強烈な自我意識と簡潔・明晰(めいせき)な文体によるリアリズム文学の傑作を書いた。文化勲章受章。小説「城の崎にて」...
しがにっかい【四河入海】
抄物(しょうもの)の一。25巻。笑雲清三(しょううんせいさん)編。天文3年(1534)成立。蘇東坡(そとうば)の詩の注釈で、瑞渓周鳳(ずいけいしゅうほう)・大岳周崇(たいがくしゅうすう)・一韓智...