しきり【陣】
《動詞「しき(頻)る」の連用形から》出産間際に起こる痛み。陣痛。「—は来れども取りあげばばの約束もなく」〈浮・置土産・三〉
し‐きり【仕切り】
1 区切ること。また、そのもの。「ついたてで—を作る」 2 商売で、帳簿または取引の締めくくりをつけること。決算。 3 「仕切り金(がね)」の略。「日本橋へ魚の—を取りに行く男だとか」〈風葉・恋...
しきり【頻り】
[形動][文][ナリ]《動詞「しき(頻)る」の連用形から》 1 同じことが何度も引き続き起こるさま。ひっきりなし。「警笛が—に鳴る」「問い合わせが—だ」 2 程度・度合いが著しいさま。むやみ。や...
しきり‐いた【仕切り板】
1 間を区切る板。 2 船舶で、ばら荷の片寄りを防ぐために、船倉内に船体の中心線に沿って設ける板。荷止め板。
しきり‐がね【仕切り金/仕切り銀】
売り手が買い手から受け取るべき代金・諸経費の総額。しきりきん。しきりぎん。「—のうち二貫目出してつくばはれける」〈浮・一代女・五〉
しきり‐がわせ【仕切り為替】
仕切状を添えた為替。
しきり‐きん【仕切り金】
「しきりがね」に同じ。
しきり‐ぎん【仕切り銀】
「しきりがね」に同じ。「岩国の紙の—に才覚はしたれども」〈浄・天の網島〉
しきり‐じょう【仕切り状】
⇒送り状
しきり‐せいさんしょ【仕切り精算書】
⇒売上計算書