もえ‐わた・る【燃え渡る】
[動ラ四] 1 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「—・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・国譲下〉 2 心の中の苦しみが、絶えることなく続く。「わが恋の消ゆる間もなく苦し...
もく‐し【黙識】
[名](スル)「もくしき(黙識)」に同じ。
もく‐れいし【木茘枝】
ニシキギ科の常緑低木。暖地の海岸近くに生える。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。3月ごろ、緑白色の小花を多数つける。実は熟すと果皮が裂けて赤い種子が現れる。
バシコルトスタン【Bashkortostan】
ロシア連邦にある22の共和国の一。ウラル山脈南部西麓に位置する。基幹民族はイスラム教徒のバシキール人だが多数派ではない。石油・石炭・天然ガスなどの資源が豊富。首都はウファ。
はしき‐よし【愛しきよし】
[連語]《「よ」「し」は間投助詞》「はしきやし」に同じ。「山川のそきへを遠み—妹(いも)を相見ずかくや嘆かむ」〈万・三九六四〉
しょうじん‐まげ【精進髷】
女性の髪型の一。葬列に加わるときなどのもので、多くはつぶし島田。不幸髷。泣き島田。死去髻(しきょたぶさ)。
ぞめき【騒き】
《古くは「そめき」》 1 浮かれさわぐこと。「祭が過ぎた、あの—ももう遠い岬へ移って了った」〈白秋・祭のあと〉 2 遊郭や夜店などをひやかしながら歩くこと。また、ひやかし客。「—一時(ひとしきり...
そめ‐き【染(め)木】
1 染色に用いる草木。アカネ・スオウなど。染め草。 2 「錦木(にしきぎ)2」に同じ。
そら‐うそぶ・く【空嘯く】
[動カ五(四)] 1 「そらとぼける」に同じ。「—・いて、まるで取り合うけしきがない」〈芥川・虱〉 2 相手をばかにした態度をとる。生意気な態度を示す。「ツンと—・き、烟草(たばこ)を環に吹いて...
そま‐がわ【杣川】
切り出した杣木を流して運ぶ川。「—の筏の床の浮き枕夏は涼しきふしどなりけり」〈曽丹集〉