ちりめん‐え【縮緬絵】
錦絵(にしきえ)で、刷ってから、しわを寄せ、縮緬に描いたようにしたもの。
ちり‐がま・し【塵がまし】
[形シク]塵がたくさんある。ほこりっぽい。「夜も—・しき御帳の内もかたはらさびしく」〈源・蓬生〉
ちょう‐じゅ【聴衆】
《「ちょうしゅ」とも》 1 説法・講説などを聞きに集まった人々。「—も心ならず各別に礼讃をしき」〈一言芳談〉 2 法会の際、講師(こうじ)の講説を聴聞する僧。講師と問者(もんじゃ)以外の僧。「—...
ちょぼ‐くさ
[副] 1 ちょこちょこと少しずつあるさま。「—と数多きは回覧するの煩はしきを厭ひ、六部を合して二巻となし」〈風来六部集・序〉 2 小声で話すさま。ひそひそ。「—とささやいたり抱きついたり」〈伎...
ちょうふく‐しきゅう【重複子宮】
⇒じゅうふくしきゅう(重複子宮)
ちら◦う【散らふ】
[連語]《動詞「ち(散)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》散りつづける。しきりに散る。「秋萩の—◦へる野辺の初尾花仮廬(かりほ)に葺(ふ)きて」〈万・三六九一〉
塵(ちり)を出(い)・ず
俗世間を離れる。出家する。「秋風の露の宿りに君をおきて—・でぬる事ぞかなしき」〈新古今・哀傷〉
つる‐まさき【蔓柾】
ニシキギ科の蔓性の常緑低木。山地にみられ、気根を出して他の木をはいあがる。葉は楕円形でマサキに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が密生して咲く。
てい【亭】
[名] 1 庭に設けた休憩用などの建物。あずまや。ちん。 2 亭主。「島屋の—が、そんな酷(ひど)い事をしおるかえ」〈鏡花・歌行灯〉 3 やしき。住居。「多田蔵人(くらんど)行綱、入道相国の西...
とり‐も・つ【取(り)持つ】
[動タ五(四)] 1 両者の間に立って事がうまくいくように世話をする。仲立ちをする。「二人の間を—・つ」 2 相手の気持ちを損ねたり、座がしらけたりしないようにもてなす。「宴席を—・つ」「御機嫌...