け‐し【芥子/罌粟】
1 ケシ科の越年草。高さ約1.5メートル。葉は白みを帯び、縁にぎざぎざがあり、基部は茎を包む。初夏、下を向いていたつぼみが上向き、大形の紅・紫・白色や絞りの4弁花を開く。種子は小さくて黒色、料理...
け‐かつ【飢渇】
食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。「二年が間世の中—してあさましき事侍りき」〈方丈記〉
けい‐ぜん【煢然/惸然】
[ト・タル][文][形動タリ]孤独なさま。たよりないさま。「一人—として生きるに耐えざる淋しき魂が」〈倉田・愛と認識との出発〉
けいへい‐き【経閉期】
⇒月経閉止期(げっけいへいしき)
けいはく‐らし・い【軽薄らしい】
[形][文]けいはくら・し[シク]《近世語》 1 手軽で粗末である。「せんじ茶を少しづつ紙に包みて—・しき事」〈浮・胸算用・四〉 2 こびへつらっている感じである。追従(ついしょう)がましい。「...
げ‐がき【夏書(き)】
[名](スル)仏語。夏安居(げあんご)の期間中、経文を書写すること。また、書写した経文。《季 夏》「なつかしき—の墨の匂ひかな/蕪村」
けが・し【汚し/穢し】
[形シク]けがらわしい。きたならしい。「年経(ふ)れば—・しきみぞに落ちぶれて濡れしほどけぬいとほしの身や」〈夫木・三六〉
ぐん‐ぱつ【群発】
[名](スル)地震などが、局地的に、しきりに起こること。「—する火山性微動」
くれぐれ‐も【呉呉も】
[副] 1 何度も心をこめて依頼・懇願したり、忠告したりするさま。「—お大事に」 2 何度考えても。かえすがえす。「—嬉しきものにかの時の訓戒を記して」〈露伴・いさなとり〉
くす‐だま【薬玉】
1 種々の香料を詰めた錦(にしき)の袋に薬草や造花をつけ、長い5色の糸を垂らした飾り物。不浄を払い、邪気を避けるものとして、端午の節句に柱などに飾った。中国の風習が輸入されたもの。くすりの玉。続...