しば‐な・く【屡鳴く】
[動カ五(四)]しきりに鳴く。「鶯の—・く声も少許は媒せしならん」〈鴎外訳・ふた夜〉 「かほ鳥の間なく—・く春の野に」〈万・三九七三〉
じゃくち‐きょう【寂地峡】
山口県東部、寂地山に源を発した錦(にしき)川の支流宇佐川最上流の寂地川が刻む峡谷。十八滝と呼ばれる長さ3.5キロメートルの犬戻(いぬもどし)峡と5か所の滝が連続して落下する長さ1キロメートルの竜...
しゃ‐かつ【沙喝】
「沙弥喝食(しゃみかっしき)」の略。
しゃ‐かく【社格】
1 国家が神社を待遇するうえで設けた格式。日本書紀の崇神天皇七年の条には天社(あまつやしろ)・国社(くにつやしろ)を定めたとあり、律令体制が整ってからは式内社・式外(しきげ)社・官幣社・国幣社お...
じゃく【雀】
[人名用漢字] [音]ジャク(慣) [訓]すずめ 鳥の名。スズメ。「雀躍・雀羅/燕雀(えんじゃく)」 [難読]金糸雀(カナリア)・四十雀(しじゅうから)・雀斑(そばかす)・雲雀(ひばり)・麻雀(...
しも‐びと【下人】
1 召使い。下女、または下男。「馬に乗りたる男(をのこ)ども四人、—はあまたあり」〈かげろふ・下〉 2 身分の卑しい人。また、地下人(じげにん)。「あやしき—のなかに、生ひ出で給へれば」〈源・常夏〉
じゃ【蛇】
[常用漢字] [音]ジャ(呉) ダ(慣) [訓]へび くちなわ 〈ジャ〉 1 へび。「蛇身/大蛇・毒蛇」 2 へびの形に似たもの。「蛇口(じゃぐち)・蛇腹(じゃばら)」
〈ダ〉へび。「蛇蝎(...
しも‐おんな【下女】
1 召使いの女。げじょ。しもおなご。 2 身分の低い女官。下﨟(げろう)。「—のきはは、さばかりうらやましきものはなし」〈枕・四七〉
しば・みる【屡見る】
[動マ上一]しばしば見る。たびたび見る。「あからひくしきたへの児(こ)を—・みれば人妻故に我(あれ)恋ひぬべし」〈万・一九九九〉
じむ‐しょく【寺務職】
寺の事務を総轄する職。じむしき。