し‐がき【鹿垣】
1 「鹿木(しかぎ)」に同じ。「行くへも遠き山陰の、—の道の険(さが)しきに」〈謡・紅葉狩〉 2 狩りをするとき、獲物が逃げないように人々が並び立って垣をつくること。〈日葡〉
しき‐いん【職印】
律令制で、省に属する役所である職(しき)で使用された公印。
しおらし・い
[形][文]しをら・し[シク]《「しお(萎)れる」の形容詞化か》 1 控えめで従順である。慎み深く、いじらしい。「お見合いの席で—・く振る舞う」 2 かわいらしい。可憐である。「岩陰に小花が—・...
し‐おに【紫苑/紫菀】
《「おん(苑)」の「ん」を「に」で表記したもの》「しおん(紫苑)」に同じ。「うれしきこと有らん人は—を植ゑて常に見るべし」〈今昔・三一・二七〉
じ‐おんな【地女】
1 その土地の女。 2 商売女に対して、素人の女。「—のやさしく物いふ、女郎の物はらだたしきよりもいやなり」〈ひとりね・上〉
し‐かがみ【四鏡】
⇒しきょう(四鏡)
しき‐がね【敷金/敷銀】
「敷金(しききん)」に同じ。「—にして物を売るとも」〈浮・永代蔵・五〉 「入聟(むこ)の—にて此の家を継がすべき事をたくみ」〈浮・懐硯・五〉
しお‐けぶり【塩煙】
「しおけむり(塩煙)」に同じ。「浦風に焼く—吹きまどひたなびく山の冬ぞさびしき」〈拾遺愚草・上〉
しき‐じん【式神/識神】
⇒しきがみ(式神)
しき‐しん【色神】
⇒色覚(しきかく)