きし・む【軋む】
［動マ五（四）］物と物とがすれ合って、きしきし、みしみしなどと音を立てる。「床が—・む」「雨戸が—・んであけにくい」
しょう‐さく【匠作】
修理職(しゅりしき)の唐名。
いれ‐ことば【入れ詞】
ある語を構成する各音ごとに他の音をはさみこみ、特定の人だけに通じるようにした一種の隠語。例えば、「やきもち」に「し」を入れて「やしきしもしちし」、「かね（金）」にカ行同段の音を入れて「かかねけ」...
いやひけ‐に【弥日異に】
［副］日を追っていよいよ。日増しに。「常なりし笑まひ振る舞ひ—変はらふ見れば悲しきろかも」〈万・四七八〉
色(いろ)は思案(しあん)の外(ほか)
男女間の恋情というものは常識では判断しきれないということ。恋は思案の外。
いやしくしく‐に【弥頻く頻くに】
［副］いよいよしきりに。「しぶたにの崎の荒磯(ありそ)に寄する波—古(いにしへ)思ほゆ」〈万・三九八六〉
色(いろ)を失(うしな)・う
心配や恐れなどで顔が真っ青になる。意外な事態に対処しきれないようす。「悲報に接し愕然(がくぜん)として—・う」
いやしく‐も【苟も】
［副］《形容詞「いやし」の連用形＋係助詞「も」から》 １ 仮にも。かりそめにも。「—人の上に立つ者のすべきことではない」 ２ もしも。万一。「—これが事実なら、早急に対処すべきだ」 ３ （あとに...
いやし・い【卑しい／賤しい】
［形］［文］いや・し［シク］ １ 身分・社会的地位が低い。「—・い身」 ２ 品位に欠けている。下品だ。「—・い言葉遣い」「根性が—・い」 ３ 貧しい。みすぼらしい。「服装が—・い」 ４ 飲食物や...
いろいろ・し【色色し】
［形シク］ １ 華やかなさま。きらびやかなさま。「別して—・しくも出で立たず、白き大口に、白き直垂(ひたたれ)に紫革の紐(ひも)付けて」〈義経記・六〉 ２ 色好みであるさま。「—・しき者にて、…...
