しず‐まき【倭文纏き】
《上代は「しつまき」》倭文を巻くこと。また、巻いたもの。「—の呉床(あごら)に立たし」〈雄略紀・歌謡〉
しずまり‐かえ・る【静まり返る】
[動ラ五(四)]すっかり静かになる。「場内が水を打ったように—・る」
しずま・る【静まる/鎮まる】
[動ラ五(四)] 1 物音がやんで静かになる。「会場が—・る」 2 勢力が衰える。威力がなくなる。「火事が—・る」「嵐が—・る」 3 騒動や混乱がなくなる。平穏になる。「動乱が—・る」 4 気持...
しずみ【沈み】
1 沈むこと。低くなること。また、その程度。「地盤の—が激しい」 2 「沈め2」に同じ。
しずみ‐うお【沈み魚】
常に水の底にすむ魚。カレイ・コチなどの類。底魚。
しずみこみ‐たい【沈み込み帯】
地球表層で、二つのプレートが重なり合う場所において、一方のプレートの下にもう一方のプレートが沈み込む帯状の部分。プレートテクトニクスによれば、密度が低い大陸プレートの下に密度が高い海洋プレートが...
しずみ‐こ・む【沈み込む】
[動マ五(四)] 1 沈んで深く中に入る。「海洋プレートが—・む」 2 深い考えにひたる。沈潜する。「思索に—・む」 3 元気をすっかり失う。ふさぎこむ。「鬱々(うつうつ)と—・む」
しずみ‐ぼたん【沈み牡丹】
釉(うわぐすり)の下に線彫りで花の文様を施した青磁。牡丹以外の文様もある。
しず・む【沈む】
[動マ五(四)] 1 水面上にあったものが水中に没する。水底へ下降する。また、水底につく。「ボートが—・む」「島が—・む」⇔浮かぶ/浮く。 2 周囲より低くなる。「地盤が—・む」「床が—・む」...
しず・む【静む/鎮む】
[動マ下二]「しず(静・鎮)める」の文語形。