しぜん‐せき【自然石】
人為を加えない自然のままの石。天然石。じねんせき。
しぜん‐せんたく【自然選択】
生物の生存競争において、少しでも有利な形質をもつものが生存して子孫を残し、適しないものは滅びること。ダーウィンが品種改良で行われる人為選択(人為淘汰)から類推して提唱。自然淘汰。
しぜん‐そう【自然葬】
墓などを建てず、火葬後に砕いて粉状にした遺骨を山や海にまいて自然に還ることを願う葬法。→散骨 →樹木葬
しぜん‐ぞうかりつ【自然増加率】
出生率と死亡率の差。
しぜん‐ぞうげん【自然増減】
人口動態に関する統計で、出生・死亡による人口の増減。→社会増減
しぜん‐ぞうしゅう【自然増収】
税率の引き上げや税の種類を増やすなど税法上の増税措置を行うことなしに、経済成長による国民所得や消費の増大などのために自然に租税・印紙収入などが増加すること。
しぜん‐たい【自然体】
1 剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。 2 気負いのない、自然な態度。
しぜん‐たいすう【自然対数】
数e=2.71828…を底(てい)とする対数。ふつう底を略してlogxと書く。→常用対数
しぜん‐たいりゅう【自然対流】
人為的、機械的な外部からのはたらきかけなしに、熱源のみによって生じる対流。自由対流。→強制対流
しぜん‐ちゆ【自然治癒】
生体が本来もつ防御・免疫機構などによって病気が治ること。