しな・す【死なす】
[動サ五(四)]死ぬようにする。死なせる。「餌を忘れて小鳥を—・してしまった」
し‐な・す【為成す/為做す】
[動サ五(四)] 1 ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)のごとく—・されては」〈露伴・五重塔〉 「けがらひも一つに—・しためれば」〈かげ...
しなず‐がい【死なず甲斐/不死甲斐】
[形動]《近世語》死なずにすんだのが幸いというほどの、ひどいしうちにあうさま。「あげくには—な目にあうて、一分(いちぶん)はすたった」〈浄・曽根崎〉
しなせ‐ことば【為做せ言葉】
わざと丁寧に繕った言葉遣い。いきな言葉として、近世、花柳界や芸人社会で使われた。
しな‐そば【支那蕎麦】
中華そばの古い言い方。
しな‐ぞろえ【品揃え】
商品を用意すること。また、その種類。「豊かな—」
しな‐たつ【階立つ】
[枕]地名「筑摩(つくま)」にかかる。語義未詳。「—筑摩(つくま)狭野方(さのかた)息長(おきなが)の遠智(をち)の小菅」〈万・三三二三〉
しな‐だし【品出し】
商品を店の奥から出すこと。また、商品を出して店頭に並べること。
しな‐だま【品玉】
1 いくつもの玉や小刀などを空中に投げ上げては巧みに受け止める曲芸。たまとり。 2 手品。
しなだま‐し【品玉師】
品玉の曲芸を演ずる者。品玉使い。品玉取り。