し‐の‐ぼう【師の坊】
1 師匠である僧。「—雪隠(せっちん)と見えて、雪隠にて声有り」〈咄・鹿の子餅〉 2 寺子屋の師匠。「—此事をよしとは誉(ほ)め給はず」〈浮・胸算用・五〉
しの‐め【篠芽】
1 「篠芽竹」の略。 2 遅く生え、青くて味の苦い竹の子。〈和名抄〉
しのめ‐だけ【篠芽竹】
ヤダケの別名。
しの‐や【篠屋】
篠で屋根をふいた小屋。「旅人のかりの—に年暮れてけふ二年(ふたとせ)に成りにけるかな」〈永久百首〉
しの‐やき【志野焼】
桃山時代に美濃国から産した陶器。茶器が多く、長石質で半透明の白釉(はくゆう)を厚く施したもの。釉(うわぐすり)の下に酸化鉄で文様を描く絵志野のほか、加飾法によって鼠(ねずみ)志野・紅志野などに分...
しのようご【詩の擁護】
《原題The Defence of Poesie》英国の詩人シドニーによる文学評論。著者没後の1595年に刊行。 《原題、(ドイツ)Verteidigung der Poesie》ドイツの詩...
しのり‐がも【晨鳧】
カモ目カモ科の鳥。全長43センチほどの海ガモ。雄は青・白・茶色の羽をもつ。北半球北部に分布。日本では冬鳥として北日本などでみられるが、少数は繁殖もしている。《季 冬》
しの‐りゅう【志野流】
香道の一流派。志野宗信を始祖とする。
シノロジー【Sinology】
支那学のこと。
シノワ【(フランス)chinois】
《「シノア」とも。中国の、の意》円錐形をした、網目の細かい金属製のこし器。スープやソースなどをこすためのもの。形が中国人クーリー(労働者)の帽子に似ていたことからの名。