しの‐つ・く【篠突く】
[動カ五(四)]篠竹を束ねたものが落ちてくるように、細いものが密に激しく飛んでくる。雨の激しく降るさまにいう。「—・く雨」 [補説]雨が静かに降るさまの意で使うのは誤り。
し‐の‐つづみ【四の鼓】
古代の打楽器の一。雅楽で使われたもので、三の鼓より大型の細腰鼓(さいようこ)。
しのづか‐りゅう【篠塚流】
日本舞踊の流派の一。文政(1818〜1830)のころ、京都の篠塚文三郎が志賀山流・幸若舞(こうわかまい)などを取り入れて創始。明治以後、井上流に押されて衰えた。
しの‐づけ【篠漬(け)/罧】
「柴漬(しばづ)け2」に同じ。
しのとげ【死の棘】
島尾敏雄の長編私小説。昭和35年(1960)「群像」誌に冒頭部分を発表。以後、「文学界」「新潮」などに断続的に連載したのち、昭和52年(1977)に長編小説として刊行。夫の浮気から狂気に陥った妻...
しの‐に
[副] 1 草木がぬれてなびくさま。また、心がしおれるさま。「秋の穂を—押しなべ置く露の消えかもしなまし恋ひつつあらずは」〈万・二二五六〉 2 しきりに。「あふ事はかたのの里のささの庵(いほ)—...
し‐の‐に【四の二】
1 二つのさいころを振って、四と二とが同時に出ること。 2 「六」をしゃれていう語。「新井の宿の馬方、本名は六蔵、替へ名は—」〈浄・百日曽我〉
シノニム【synonym】
1 同義語。同意語。類義語。⇔アントニム。 2 異名。 3 リレーショナルデータベースにおいて、あるデータ項目に対し、利用者が任意に付与できる別名。
し‐の‐ね【羊蹄】
ギシギシの古名。〈新撰字鏡〉
しののい【篠ノ井】
長野市の地名。昭和34年(1959)市制。同41年長野市に合併。信越本線と篠ノ井線の分岐点として発達。