どう‐けん【洞見】
[名](スル)《「とうけん」とも》事物の本質などを見抜くこと。洞察。「よもやこの人々が余の詩想を—しはしまいが」〈漱石・趣味の遺伝〉
ながいき‐リスク【長生きリスク】
俗に、長生きすることにより生じるリスク。想定よりも長生きしたことで貯蓄を使い果たしてしまい経済的困窮状態に陥るなどのリスクをいう。長寿リスク。
どっと‐はらい
[感]昔話の語り終わりや、ものを数え終わったときにいう語。これでおしまい。「いつまでも幸せに暮らしましたとさ、—」
どう‐か
[副] 1 心から丁重に頼み込む気持ちを表す。どうぞ。なにとぞ。「頼むから—見逃してくれ」 2 具体的な方法はともかくとして、ある問題の解決を望む気持ちを表す。なんとか。どうにか。「小遣いぐらい...
ちゃあ
[連語]連語「ちゃ」に同じ。「それを言っ—おしまいだ」「大事にしてくれなく—困るよ」
ちょう‐ねんてん【腸捻転】
腸の一部が強くねじれてしまい、腸閉塞(ちょうへいそく)と血行障害を起こす病気。S状結腸に起こることが多く、激しい腹痛や嘔吐(おうと)、腹部膨満などがみられ、糞便を吐くこともある。放置すれば生命に...
ちょう‐じゅうせき【腸重積】
腸閉塞(ちょうへいそく)の一。小腸の一部(主に回腸)が、大腸(主に盲腸)の内腔に入り込んでしまい、通過障害・血行障害を起こした状態。2歳までの乳児に多く、腹痛・嘔吐(おうと)・血便などがみられる。
つい‐に【終に/遂に/竟に】
[副] 1 長い時間ののちに、最終的にある結果に達するさま。とうとう。しまいに。「—優勝を果たした」「—完成した」「疲れ果てて—倒れた」 2 (多く、打消しの語を伴って用いる)ある状態が最後まで...
つるのおんがえし【鶴の恩返し】
日本の昔話。ある男に助けられたツルが、美しい女に化けて男の妻となるが、自分の羽根を抜いて機(はた)を織っているところを見られてしまい、山へ去る。鶴女房。→夕鶴
つつお‐ごめ【筒落米】
刺米(さしまい)のとき、米さしの筒から地面にこぼれ落ちた米。「貰へども一粒くれぬ—人は噛むらし面影に立つ」〈仮・仁勢物語・下〉