けん‐せつ【倹節】
[名・形動ナリ]むだな出費をつつしむこと。また、そのさま。倹約。節倹。「—ならず、心安からず、聡明ならず」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐にん【堅忍】
[名](スル)つらいことによく耐え忍ぶこと。我慢強くこらえること。「—し、励精し、以て人生の嶮山を越えしむるは」〈透谷・泣かん乎笑はん乎〉
けん【慳】
[音]ケン(呉) [訓]おしむ 1 けちけちする。「慳貪(けんどん)・慳吝(けんりん)」 2 いじわるな。むごい。「邪慳」
こいしかわゆきのあした【礫川雪ノ且】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の文京区小石川付近の料亭から富士山を眺めつつ、雪見酒を楽しむ人々を描く。
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻を—・う」「故郷を—・う」「昔を—・う」 [動ハ上二]《本来は、時間的、空間...
けん‐ぶつ【見物】
[名](スル) 1 催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。「芝居を—する」「高みの—」 2 見物人。「—が多い」 3 見る価値のあるおもしろいもの。みもの。
げんび‐るい【原尾類】
昆虫、カマアシムシの旧称。
げん‐ぎょ【言語】
「げんご(言語)」に同じ。「旦暮の説法読誦の声は市人(しじん)の—よりも多からしむ」〈浄・出世景清〉
けん【遣】
[常用漢字] [音]ケン(呉)(漢) [訓]つかう つかわす やる よこす しむ 1 一部を割いて差し向ける。使いをやる。「遣唐使/差遣・先遣・派遣・分遣」 2 追いやる。憂さを晴らす。「遣懐/...
こう‐かん【交歓/交驩】
[名](スル)ともに打ち解けて楽しむこと。「試合後、両校の選手が—する」