しもう
[助動][しまは|しまひ(しまう)|しまふ|しまふ|しまへ|しまへ]《尊敬の助動詞「す」の連用形「せ」に補助動詞「たまふ」の付いた「せたまふ」の音変化》四段・ナ変動詞の未然形に付く。尊敬の意を表...
し‐もう・く【為設く】
[動カ下二]用意する。しつらえる。「くだ物食ひ物—・けて」〈宇治拾遺・一〉
しもうさ【下総】
旧国名の一。現在の千葉県北部と茨城県の南部にあたる。かつては葛飾(かつしか)郡全域を含んだが、同郡の太日川(ふといがわ)(ほぼ現在の江戸川)以西は江戸時代初期に武蔵国に移された。しもつふさ。
しもうさ‐だいち【下総台地】
千葉県中部から北部にかけて広がる洪積台地。標高約30〜40メートル。利根川をはさんで北側の常陸(ひたち)台地と合わせて常総台地とよばれる。台地西部は江戸川をはさんで東京都と接しているため、都市化...
しもうさ‐の‐くに【下総国】
⇒下総
しもう‐た【仕舞うた】
[感](多く関西地方で)物事に失敗したときなどに発する語。しまった。「—、出遅れた」
しもうた‐や【仕舞うた屋】
「仕舞(しも)た屋」に同じ。「家は裕福な—のようで、意気な格子戸の門に」〈秋声・縮図〉
しも‐うど【下人】
⇒しもびと
しも‐おおい【霜覆い】
「霜除(しもよ)け」に同じ。《季 冬》
しもおか‐れんじょう【下岡蓮杖】
[1823〜1914]江戸末期から明治の写真家。伊豆下田の人。上野彦馬と並ぶ日本写真草創期の代表者で、文久2年(1862)横浜に写真館を開設、のち東京浅草に移った。