しも【下】
1 ひと続きのものの末。また、いくつかに区別したものの終わりの部分。 ㋐川の下流。また、その流域。川下。「—へ漕ぎ下る」「—で釣る」⇔上(かみ)。 ㋑時間的にあとと考えられるほう。現在に近いほう...
しも【霜】
1 氷点下に冷却した地面や地上の物体に、空気中の水蒸気が触れて昇華してできる氷の結晶。風の弱い、晴れた夜にできやすい。《季 冬》「—のふる夜を菅笠のゆくへ哉/竜之介」 2 使用中の電気冷蔵庫の内...
しも
[助動][しも(しま)|しも(しむ)|しも(しむ)|しも(しむ)|○|しめ]《尊敬の助動詞「しもう」の音変化》四段・ナ変動詞の未然形に付く。軽い尊敬の意を表す。…なさる。→さしも →しむ →しも...
し‐も
[連語]《副助詞「し」+係助詞「も」》名詞、副詞、活用語の連用形および連体形、助詞などに付く。 1 上の語を特に取り立てて強調する意を表す。それこそ…も。…もまあ。「だれ—が勝利を信じた」 2 ...
しも‐あな【霜穴】
くぼ地など、寒冷な空気が周囲から流れ込んでたまりやすく、霜のおりやすい所。
しも【下】
1〔下のほう〕the lower partこの川を100キロ下へ下ろうLet's go a hundred kilometers down this river.2〔分けたものの後のほう〕下半期...
しも【霜】
frost霜が降りたThere was a frost.霜が解けているThe frost is thawing.ひどい霜が下りるhave a heavy frost(冷蔵庫の)冷凍庫の霜とりをし...
しもがかる【下がかる】
下がかった話an indecent story
しもがこい【霜囲い】
⇒しもよけ(霜除け)
しもがれ【霜枯れ】
霜枯れの庭a garden nipped by the frost霜枯れの景色a bleak [wintry] scene霜枯れ時〔季節の〕the desolate winter season;...
しも【下】
[共通する意味] ★体の腰から下の部分。[英] the lower half of one's body[使い方]〔下半身〕▽走りこんで下半身を鍛える▽立ち仕事は下半身がつらい〔下〕▽(1)下の...
しも【霜】
[意味] 地上や地上の物体を一面に覆って白くみせる、水蒸気の凍りついた細かい結晶。[英] frost[使い方]〔霜〕▽庭一面に霜が降りる[関連語]◆(薄霜) 朝方の薄く降りた霜。「うっすらと薄霜...
しもがれ【霜枯れ】
[共通する意味] ★植物が生気を失い枯れること。[英] withering[使い方]〔草枯れ〕▽草枯れの季節▽野原は一面の草枯れだった〔冬枯れ〕▽冬枯れの草原▽冬枯れの木々〔霜枯れ〕▽霜枯れのト...
しもざ【下座】
[共通する意味] ★ある一定の場所で、下位の人が着くことになっている席。[英] a lower seat[使い方]〔下座〕(しもざ)▽下座にすわる▽下座に着く〔下座〕(げざ)▽下座にさがる▽下座...
しもべ【僕】
[共通する意味] ★雑用をするために雇われている者。[英] an underservant[使い分け]【1】「下働き」は、主として家事などの雑用をすること。また、そういう人をいう。他に、「先輩の...
しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】
[1627〜1686]江戸前期の歌人・国学者。大和の人。歌道の伝統主義の打破を主張し、万葉集の注釈・研究に新風を示した。著「万葉集管見」「林葉累塵集」「晩花集」。
しもざわ‐かん【子母沢寛】
[1892〜1968]小説家。北海道の生まれ。本名、梅谷松太郎。新聞記者を経て、大衆文学作家として活躍。作「新選組始末記」「国定忠治」「父子鷹」など。
しもた‐せいじ【霜多正次】
[1913〜2003]小説家。沖縄の生まれ。旧姓、島袋。自らの戦争体験と戦中戦後の沖縄の実態を描く。日本民主主義文学同盟設立に尽力。作品に「沖縄島」「明けもどろ」「南の風」など。
しもだ‐かげき【志茂田景樹】
[1940〜 ]小説家。静岡の生まれ。本名、下田忠男。推理小説を始めとして、ユーモア小説・歴史ものなど幅広い作品で人気を集める。「黄色い牙(きば)」で直木賞受賞。他に「やっとこ探偵」「汽笛一声」など。
しもなか‐やさぶろう【下中弥三郎】
[1878〜1961]出版人・教育家。兵庫の生まれ。大正3年(1914)平凡社を創立し、美術全集・百科事典などを刊行。同8年には日本最初の教員組合、啓明会を組織した。