しゃく【爵】
[常用漢字] [音]シャク(漢) 1 スズメの形をした酒器。さかずき。「罰爵」 2 貴族の身分を示す位。「爵位/栄爵・襲爵・叙爵・人爵・男爵・天爵・伯爵」 [名のり]くら・たか
しゃく【勺/夕】
1 尺貫法の容積の単位。1合の10分の1。約0.018リットル。せき。 2 尺貫法の面積の単位。1坪の100分の1。約0.033平方メートル。 3 登山の路程で、1合の10分の1。全行程の100...
しゃく【尺】
[名] 1 尺貫法の長さの基本単位。1寸の10倍。1丈の10分の1。1尺は、曲尺(かねじゃく)では約30.3センチ、鯨尺では約37.9センチ。 2 長さ。たけ。「—が足りない」「—を測る」 3...
しゃく【杓】
1 柄杓(ひしゃく)。 2 セリ科の多年草。高さ約90センチ。葉は羽状複葉。5〜7月ごろ、白い小花が集まって傘(かさ)状に咲く。やまにんじん。
しゃく【笏】
束帯着用の際、右手に持つ細長い板。もとは備忘のため笏紙(しゃくし)をはるためのものであったが、のちにはもっぱら威儀を整える具となった。木や象牙で作る。さく。こつ。 [補説]「笏」の字音「コツ」が...
しゃく【酌】
酒を杯につぐこと。また、つぐ人。「—をする」「—を呼ぶ」「—する小しゅんを昵(じっ)と視詰(みつ)めて」〈小杉天外・初すがた〉
しゃく【錫】
「錫杖(しゃくじょう)」の略。
しゃく【爵】
1 中国古代の温酒器。3本足の青銅器で、殷(いん)代から周代にかけて祭器として盛行した。 2 中国古代の諸侯またはその臣の身分を表す称号。周代には、諸侯は公・侯・伯・子・男の五等、臣下は卿(けい...
しゃく【癪】
[名]胸や腹が急に痙攣(けいれん)を起こして痛むこと。さしこみ。 [名・形動]腹が立つこと。不愉快で、腹立たしいこと。また、そのさま。「いちいち—なことを言う」 [補説]「癪」は国字。