しゃじ【匙】
「さじ」の音変化。「お—で食べる」
しゃ‐じ【写字】
文字を書き写すこと。
しゃ‐じ【社寺】
神社と仏寺。寺社。
しゃ‐じ【謝辞】
1 感謝の意を表す言葉。「来賓への—」 2 非をわびる言葉。「被害者に—を述べる」
しゃ‐じく【車軸】
1 車両の車輪を取り付けるための軸。車輪の軸。心棒。 2 雨脚が車の心棒ほど太い雨。また、大雨の降ること。「七日七夜の大風—ののち」〈浮・新可笑記・三〉
しゃじく‐そう【車軸草】
マメ科の多年草。本州中部の高原に生え、茎は高さ約30センチ。葉は手のひら状の複葉で、5枚の小葉からなる。夏から秋に、茎の先に淡紅紫色の小花を扇形に並べてつける。
しゃじく‐も【車軸藻】
シャジクモ植物の総称。
しゃじくも‐しょくぶつ【車軸藻植物】
藻類の一群。淡水に産する。外形はスギナに似て、茎状部にある節から枝が放射状に伸びる。緑藻植物に含めて分類されることもある。輪藻(りんそう)類。
車軸(しゃじく)を流(なが)・す
車軸のような太い雨脚の雨が降る。大雨の降るようすをいう。車軸を降らす。車軸をくだす。「雨—・すがごとく切子かな/万太郎」
しゃじ‐じょうち【社寺上地】
明治4年(1871)明治政府が境内以外の神社・寺院の朱印地・除地をすべて返納させたこと。また、その土地。