しゅん‐こう【春光】
春の日の光。春の日ざし。また、春の景色。《季 春》「—や蘆にも見えて波一重/石鼎」 [補説]書名別項。→春光
しゅん‐こう【春郊】
のどかな春の郊外。春の野。「一日—に遊ぶ」《季 春》
しゅん‐こう【春耕】
春に田畑を耕すこと。《季 春》「—の田や少年も個の数に/竜太」
しゅん‐こう【竣工/竣功】
[名](スル)建築工事や土木工事が終了すること。落成。「新社屋が—する」「—式」
しゅんこう【春光】
稲畑汀子の俳句集。昭和61年(1986)刊行。
しゅんこうでん【春香伝】
朝鮮の唱劇(歌劇)。18世紀末の成立という。知事の息子李夢竜(りぼうりょう)と妓生の娘春香とが苦難を乗り越えて結ばれる恋愛物語。俗謡をもとにした小説を脚色したもの。
しゅんこう‐でん【春興殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の南東、日華門の南にあり、安福殿と対する。武具などを置いた。のち、神鏡を置いて内侍所ともなる。しゅんきょうでん。
しゅん‐こく【峻酷/峻刻】
[名・形動]非常に厳しく、情けも容赦もないこと。また、そのさま。「小江(さざえ)は甲斐から—に調べられた」〈志賀・赤西蠣太〉
しゅん‐こく【瞬刻】
ごくわずかの時間。瞬時。
しゅん‐ごう【俊豪】
才知が常人よりすぐれていること。また、その人。