しゅん‐らい【春雷】
春に鳴る雷。多くの場合、寒冷前線の通過に伴う。《季 春》「—の鳴り過ぐるなり湾の上/虚子」
しゅん‐らん【春蘭】
ラン科の多年草。山野に自生し、高さ約20センチ。暗緑色の細長い葉が束生する。早春、淡黄緑色で紅紫色の斑点のある花を1個開く。観賞用に栽培。花を塩漬けにして桜湯のように用いる。ほくろ。《季 春》「...
春蘭(しゅんらん)秋菊(しゅうきく)倶(とも)に廃(はい)すべからず
《「旧唐書」裴子余伝から。春蘭も秋菊もともに趣があって美しく見捨てがたいの意》どちらもすぐれていて甲乙がつけにくいことのたとえ。
しゅん‐りん【春霖】
春、3月から4月にかけて降る長雨。なたねづゆ。《季 春》
しゅん‐れい【峻厲】
[名・形動]気性などが厳しく激しいこと。また、そのさま。「苛酷—な師」
しゅん‐れい【峻嶺】
険しく高い峰。峻峰(しゅんぽう)。
しゅん‐れつ【峻烈】
[名・形動]非常に厳しく激しいこと。また、そのさま。「—な風土」「—な批判」 [派生]しゅんれつさ[名]
しゅん‐れん【春聯】
中国で、正月を祝うめでたい詩文を書いた赤い色の紙。門の両側や入り口の戸などにはりつける。
しゅん‐ろ【峻路】
険しい道。険阻(けんそ)な坂道。険路。「—にあえぐ」
シュー‐キーパー【shoe keeper】
靴の保形のために、靴の形につくられた、木・金属・合成樹脂などの詰め物。シュートリー。