尻(しり)に火(ひ)が付(つ)・く
事態が差し迫って、追いつめられた状態になる。「納期が迫りとうとう—・いた」
尻(しり)に帆(ほ)を掛(か)・ける
慌てて逃げ去る。「悪事が露見し—・けて逃げる」
しり‐ぬ・く【知(り)抜く】
[動カ五(四)]ある事について、何から何までよく知っている。知りつくす。「政界の事情を—・いている男」
しり‐ぬぐい【尻拭い】
[名](スル) 1 尻をふくこと。 2 他人の失敗などの後始末をすること。「子供の借金の—をする」
しり‐ぬけ【尻抜け】
1 見たり聞いたりしたことをすぐ忘れてしまうこと。また、その人。 2 物事の結末がきちんとしていないこと。しめくくりのないこと。 3 結果に手ぬかりのあること。「—の法案」
しりぬけ‐ユニオン【尻抜けユニオン】
ユニオンショップ制で、労働組合の脱退者や被除名者を使用者が解雇するという規定が、労使協約に載っていないもの。
しり‐はしおり【尻端折り】
⇒しりはしょり
しり‐はしょり【尻端折り】
[名](スル)《「しりばしょり」とも》着物の裾を外側に折り上げて、その端を帯に挟むこと。しりっぱしょり。しりからげ。
しり‐びと【知り人】
知っている人。知り合い。
しり‐びれ【臀鰭】
魚類の肛門(こうもん)の後方にあるひれ。