し‐りゃく【史略】
簡単に書き記した歴史。また、その書。
しりゃく‐せん【私掠船】
国王から免許を受け、敵国の船を攻撃し略奪する権利を認められた船。略奪した金品は国王と船長とで分配した。16世紀ごろから19世紀まで、英国をはじめヨーロッパ各国で盛んに利用された。
シリャンミン【失郷民】
《(朝鮮語)》朝鮮戦争の際に、朝鮮民主主義人民共和国から大韓民国へ避難し、故郷に戻れなくなった人々。シルヒャンミン。
しりやけ‐いか【尻焼烏賊】
コウイカ科の頭足類。胴の後端の尾腺から赤褐色の液を出す。東京湾・富山湾以南に分布。食用。はりなしこういか。しりくさり。
しりや‐ざき【尻屋崎】
青森県、下北半島北東端にある岬。石灰岩の海食台が続き、暗礁(あんしょう)が多い。
し‐りゅう【支流】
1 本流に流れ込む川。また、本流から分かれ出た川。⇔本流。 2 大もとから分かれた系統。分派。 3 本家から分かれた系統。分家。
し‐りゅう【緇流】
《「緇」は墨染めの衣の意》僧侶の社会。
しりう‐ご・つ【後言つ】
[動タ四]⇒しりゅうごつ
しりゅう‐ご・つ【後言つ】
[動タ四]《「しりゅうごと(後言)」の動詞化》陰口を言う。しりうごつ。「めざましき女の宿世かなと、おのがじしは—・ちけり」〈源・若菜下〉
しりゅう‐ごと【後言】
《「しりえ(後方)ごと」の音変化》その人のいない所でうわさをすること。陰口。しりうごと。「折々聞こえさせ給ふなる御—をも、喜び聞こえ給ふめる」〈源・蜻蛉〉