しろ‐うま【白馬】
1 毛色の白い馬。はくば。あおうま。 2 濁り酒。どぶろく。「わるくすると—の一盃(いっぺい)もひっかけられねえんだが」〈蘆花・黒潮〉
しろうま‐だけ【白馬岳】
長野・富山県境、飛騨山脈北部の後立山(うしろたてやま)連峰の高峰。標高2932メートル。杓子(しゃくし)岳・鑓(やり)ヶ岳とともに白馬三山とよばれる。大雪渓やお花畑がある。白馬山(はくばさん)。
しろ‐うめず【白梅酢】
梅の実を、赤ジソの葉を加えないで塩漬けにした汁。白酢。→梅酢
しろ‐うり【白瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。マクワウリの変種。実は緑白色の長楕円形で長さ20〜30センチ、熟すと白くなる。畑に栽培され、奈良漬などにする。あさうり。あおうり。つけうり。《季 夏》
しろうり‐がい【白瓜貝】
オトヒメハマグリ科の二枚貝。化学合成生物群集を構成する代表的な種の一つ。体内にメタンや硫化水素からエネルギーを生み出す細菌が共生し、深海底で湧出するメタンや硫化水素を含む熱水または冷水に依存する...
しろ‐うるし【白漆】
白色の色漆。透き漆に二酸化チタニウムなどの顔料をまぜてつくる。
しろ‐うるり【白うるり】
語義未詳。白瓜のこと、また白痴で鈍(うる)けた意ともいう。徒然草に、人の顔の形容としてみえる。「この僧都、ある法師を見て、—といふ名をつけたりけり。『とは、何物ぞ』と、人の問ひければ、『さる物を...
しろ‐うんも【白雲母】
雲母の一。ガラス光沢または真珠光沢があり、無色または白色透明。六角板状の結晶で、薄くはがれる。単斜晶系。ペグマタイト中のものは大形で、電気絶縁材料に利用。