しんのう‐さい【神農祭】
漢方医が冬至の日に、医薬の祖である神農氏を祭る行事。《季 冬》「—聖らなる灯をかきたてぬ/蛇笏」
しんのう‐せんげ【親王宣下】
親王の称号を許すという宣旨を下すこと。奈良時代の淳仁天皇の時に始まる。
しん‐の‐しだい【真の次第】
1 能の構成部分の一。大部分の脇能で、ワキとワキヅレとが登場したときにうたう謡。 2 能の囃子事(はやしごと)の一。大鼓・小鼓に笛があしらうさわやかな感じの囃子で、このあと1の謡となる。
しん‐の‐ぞう【心の臓】
心臓のこと。
しん‐の‐ておけ【真の手桶】
茶道具の水指(みずさし)の一。真塗りの手桶形で、割蓋(わりぶた)がつく。手桶水指。
しん‐の‐はしら【心の柱】
仏塔や殿舎の中心の柱。力学上のバランスを整えるためのもので、五重塔では振り子のようにし、下を固定しない。檫(さつ)。しんばしら。
しん‐の‐みはしら【心の御柱】
伊勢神宮正殿の床下中央に立てられる柱。神霊がやどる柱として古来神聖視される。忌柱(いみはしら)。天御柱(あめのみはしら)。