しん‐いん【心印】
1 禅宗で、仏の悟りを印にたとえた語。仏の心そのもの。 2 密教で、諸尊の内証の必要を示す印。
しん‐いん【心因】
心理的、精神的な原因。
しん‐いん【新院】
上皇が二人以上あるとき、新たに院になった上皇。→本院3 →中院1「先帝を—と申し、上皇をば一院とぞ申しける」〈保元・上〉
しん‐いん【真因】
本当の原因。「事故の—をつきとめる」
しん‐いん【神韻】
詩文・絵画などの、神わざのようなすぐれた趣。「其製形に顕わるるや絵画、彫刻、陶磁、漆器等の—雅致となり」〈逍遥・小説神髄〉
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】
1880年代、フランスに興った絵画運動。印象主義の色彩理論を科学的に推進し、点描法を用いて、色彩効果を追求、フォルムや造形的秩序の回復に努めた。スーラ・シニャックに代表される。点描主義。
しんいんせい‐なんちょう【心因性難聴】
精神的なストレスなどによって突然起こる難聴。耳鳴りやめまいを伴うことも多い。聴覚器官には異常がないので、ストレスを取り除くことが重要。カウンセリングが必要な場合もある。
しんいん‐せつ【神韻説】
中国、清代初めの詩人、王子禎の唱えた詩論。詩禅一致の境地を理想とし、平淡なうちに余韻・余情のこもった詩を尊重した。
しんいん‐はんのう【心因反応】
心因によって起こる病的状態。ヒステリー反応・驚愕(きょうがく)反応など。
しんいん‐ひょうびょう【神韻縹渺】
[ト・タル][文][形動タリ]芸術作品などに、きわめてすぐれた趣が感じられるさま。「—たる名文」