じごくだに‐おんせん【地獄谷温泉】
長野県北東部、下高井郡山ノ内町にある温泉。泉質は硫酸塩泉・硫黄泉など。噴泉は天然記念物、野猿が入浴することでも知られる。 富山県南東部、中新川郡立山町にある温泉。泉質は硫黄泉・酸性泉。
地獄(じごく)で仏(ほとけ)に会(あ)ったよう
危難や苦しみのときに、思いがけない助けにあったうれしさのたとえ。地獄で仏。地獄の地蔵。
じごく‐どう【地獄道】
六道の一。地獄。
じごくにて【〈地獄〉にて】
天沢退二郎の詩集。昭和59年(1984)刊行。第15回高見順賞受賞。
地獄(じごく)にも鬼(おに)ばかりではない
地獄のようなつらいこの世にも人情の厚い人はいる。
地獄(じごく)にも知(し)る人(ひと)
地獄のような所でも、知己はできるものであるということ。地獄にも近づき。
地獄(じごく)の一丁目(いっちょうめ)
きわめて恐ろしい所のたとえ。また、破滅や困難に陥りかける始まり。
地獄(じごく)の上(うえ)の一足飛(いっそくと)び
非常に危険な行為のたとえ。
地獄(じごく)の馬(うま)で顔(かお)ばかりが人(ひと)
地獄にいるという、顔だけが人間になっている馬のこと。けだもののような、卑劣で野蛮な心をもった人をののしる言葉。人面獣心。地獄の馬で面(つら)ばかりが人。
じごく‐の‐かまのふた【地獄の釜の蓋】
キランソウの別名。