じだい‐ちがい【時代違い】
[名・形動] 1 その時代に合わないこと。また、そのさまや、そのような人。時代おくれ。「—なりといへる批評なるが」〈逍遥・当世書生気質〉 2 年代が合わないこと。時代が違うこと。「かかる美女のあ...
じだい‐とう【事大党】
⇒守旧派(しゅきゅうは)
じだいのせいしん【時代の精神】
《原題The Spirit of the Age》ハズリットによる評論。1825年刊。同時代の文学者・哲学者・政治家などを取り上げ批評した著者の代表作。
じだい‐の‐ちょうじ【時代の寵児】
その時代の風潮に合った才能を発揮して成功し、人々にもてはやされる人。
じだい‐ばなれ【時代離れ】
時代がかけはなれていること。極めて昔風であること。
じだいへいそくのげんじょう【時代閉塞の現状】
石川啄木の評論。副題は「強権、純粋自然主義の最後および明日の考察」。明治43年(1910)、同年発表された魚住折蘆(うおずみせつろ)の「自己主張の思想としての自然主義」への反論として執筆、社会主...
じだい‐まきえ【時代蒔絵】
年代を経た蒔絵。江戸時代には、特に東山時代のものをいった。
じだい‐まつり【時代祭】
京都市の平安神宮の祭礼。桓武天皇が延暦13年(794)に平安京へ入った日を記念して毎年10月22日に行われる。平安時代から明治維新までの各時代の風俗を示す仮装行列で有名。葵(あおい)祭(賀茂の祭...
じだい‐め・く【時代めく】
[動カ五(四)]「時代掛かる」に同じ。「—・いた茶器」
じだい‐もの【時代物】
1 長い年数を経てきているもの。年代物。「—の時計」 2 演劇・映画・小説などで、主に江戸時代以前を扱ったもの。まげもの。 3 浄瑠璃・歌舞伎で、江戸時代以前の公卿・僧侶・武家などの社会を題材と...