じょうるり‐せかい【浄瑠璃世界】
仏語。東方にあるという薬師如来の浄土。瑠璃を大地として、建物・用具はすべて七宝造りで、多くの菩薩(ぼさつ)が住むとされる。瑠璃の浄土。
じょうるり‐たゆう【浄瑠璃太夫】
「浄瑠璃語り」に同じ。
じょうるり‐ひめ【浄瑠璃姫】
室町時代の語り物の登場人物で、三河国矢矧(やはぎ)の長者の娘。仏教の浄瑠璃世界を統率する薬師如来の申し子。牛若丸との情話が「十二段草子」などに脚色され、語り物「浄瑠璃」の起源となった。浄瑠璃御前。
じょうるりひめものがたり【浄瑠璃姫物語】
「十二段草子(じゅうにだんぞうし)」の別名。
じょうるり‐ぼん【浄瑠璃本】
浄瑠璃の詞章を記した本。狭義には、古浄瑠璃や義太夫節の丸本(まるほん)をいう。
じょうるりをよもう【浄瑠璃を読もう】
橋本治が平成24年(2012)に刊行した浄瑠璃の解説書。「義経千本桜」「冥途の飛脚」「妹背山婦女庭訓」など浄瑠璃の主要な作品を解説する。続編に「もう少し浄瑠璃を読もう」がある。
じょう‐れい【条令】
箇条書きの形式をとる法令。条例。「軍隊の—」
じょう‐れい【条例】
1 地方公共団体がその自治権に基づき、法令の範囲内で議会の議決によって制定する法。「騒音防止—」 2 「条令」に同じ。
じょう‐れい【定例】
⇒ていれい(定例)
じょう‐れい【常例】
いつものきまったやり方。いつもきまってすること。ならわし。