じょろ【如露】
「じょうろ(如雨露)」に同じ。
じょ‐ろ【女郎】
「じょろう(女郎)」の音変化。「もしお淋しかあ、—さんがたでもおよびなさりませ」〈滑・膝栗毛・四〉
じょ‐ろう【女郎】
《「じょうろう(上﨟)」の音変化か》 [名] 1 遊郭で、遊客と枕をともにした女。遊女。おいらん。娼妓(しょうぎ)。じょろ。 2 若い女。また、一般に女性。婦人。じょろ。「都めきたる—の、二十...
じょ‐ろう【助老】
老僧が座禅のときにひじをついて休む台。脇息(きょうそく)に似たもの。また、あごをのせる小さいつえにもいう。
じょろう‐あがり【女郎上(が)り】
もと遊女で、今は堅気の生活をする女。遊女上がり。
じょろう‐かい【女郎買い】
女郎を揚げて遊ぶこと。
じょろう‐ぐも【女郎蜘蛛】
1 コガネグモ科のクモ。体長は雌が25ミリ、雄が7ミリくらい。雌は腹部には黄色や青黒色の縞があり、側面後方に紅色の斑点をもつ。雄は黄褐色で地味。樹間などに大きな三重の網を張る。本州以南に分布。 ...
じょろう‐ぐるい【女郎狂い】
遊女に夢中になって、せっせと通うこと。
じょろう‐しゅ【女郎衆】
1 女性たち。婦人たち。じょろしゅ。「替はりに風(ふう)のよい—を置いて見せ給へ」〈浮・織留・五〉 2 遊女たち。じょろしゅ。「ただあそばせる—はないのさ」〈黄・見徳一炊夢〉
女郎(じょろう)に誠(まこと)があれば晦日(みそか)に月(つき)が出(で)る
《陰暦では晦日に月が出ないところから》遊女が誠意をもって接するはずがないことのたとえ。