じりき‐しゅう【自力宗】
仏語。自分の力によって修行し悟りを得るのを建て前とする宗派。禅宗・真言宗・天台宗など。⇔他力宗。
じりき‐ねんぶつ【自力念仏】
仏語。阿弥陀仏の本願の力によらず、自分の力で往生を遂げようという心で唱える念仏。⇔他力念仏。
じりき‐もん【自力門】
「自力教」に同じ。
じり‐じり
[副](スル)《「ぢりぢり」とも表記》 1 ゆっくりとわずかずつ確実に進み迫ったり退いたりするさま。じわじわ。「首位に—(と)迫る」 2 いらだたしい気持ちがつのって落ち着かなくなるさま。「なか...
じり‐だか【じり高】
株式などの相場がしだいに高くなっていくこと。⇔じり安。
じ‐りつ【而立】
《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳のこと。
じ‐りつ【自立】
[名](スル) 1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に—する」 2 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。「—式のパネル」
じ‐りつ【自律】
1 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「—の精神を養う」⇔他律。 2 カントの道徳哲学で、感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳...
じ‐りつ【侍立】
[名](スル)身分の高い人や神聖な物のそばなどにつき従って立つこと。「近親の者は骨壺の傍に—していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
じ‐りつ【持律】
仏語。戒律を固く守ること。持戒。