すい‐は【水波】
1 水面に立つ波。波浪。 2 水と波。名は違っても、本体は同じであることをたとえていう。「—の隔て」
すい‐は【水破】
黒鷲(くろわし)の羽ではいだ鏑矢(かぶらや)。「—兵破(ひゃうは)の矢をもって、それがしに射付けしからは源氏の残党」〈浄・布引滝〉
すい‐はい【水肺】
ナマコ類の、樹枝状の細管をもつ呼吸器官。呼吸樹。
すい‐はい【衰廃】
[名](スル)おとろえすたれること。
すい‐はい【衰憊】
[名](スル)おとろえ弱ること。「土爾格の国古盛にして今—するもの許多弊政の然らしむる処」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉
すい‐はく【水伯】
⇒水神(すいじん)
すいはくちょう【水巴句帖】
渡辺水巴の句集。大正11年(1922)刊行。
すい‐はつ【垂髪】
結いあげずに垂らしたままの髪。すべらかし。たれがみ。また、転じて、幼児。童子。
すい‐はん【水飯】
乾飯(ほしいい)または飯(いい)を水に浸したもの。湯漬けに対するもので、夏に食べる。みずめし。《季 夏》「—に浅づけゆかし二日酔/樗良」「—して参り給へど、御目ふたぎて見にだに見給はぬは」〈宇津...
すい‐はん【垂範】
[名](スル)自ら模範を示すこと。他の手本となること。「率先—する」