すいだし‐こうやく【吸(い)出し膏薬】
はれ物の膿(うみ)を吸い出すためにはる膏薬。吸い出し膏。吸い出し。
すい‐だ・す【吸(い)出す】
[動サ五(四)] 1 中にあるものを吸って外へ出す。「蛇の毒を—・す」 2 吸いはじめる。「赤ちゃんが乳を—・す」
すい‐だて【粋立て】
粋人(すいじん)のように振る舞うこと。「揚屋の座敷も野郎宿も、呑んだやうに申して—をする族(やから)」〈浮・曲三味線・三〉
すい‐だま【吸(い)玉】
「吸角(きゅうかく)」に同じ。
すい‐だん【吹弾】
笛などを吹き、琴などを弾くこと。音楽を奏でること。「歌舞—に興じる」
すい‐だん【推断】
[名](スル)ある手がかりをもとにおしはかって判断すること。「其道に明るい様な事を、此一反の銘仙から—して答えた」〈漱石・門〉
すい‐ち【推知】
[名](スル)ある手がかりからおしはかって知ること。「余が今卿に請んとする所のものは卿も亦これを—する所ならん」〈菊亭香水・世路日記〉
す‐いちぶ【素一歩】
たった1歩の金。転じて、貧乏人。「己のような—と腐れ合おうと」〈鏡花・婦系図〉
すい‐ちゃ【吸茶】
一碗の茶を何人かが回してすすり飲むこと。多くは濃茶(こいちゃ)。
すい‐ちゅう【水中】
水のなか。「—にもぐる」