すえ‐しじゅう【末始終】
1 (副詞的にも用いる)行く末長い間。のちのちまで。「那(ああ)いう辛抱人へ還った方が—の為だぜ」〈風葉・世間師〉 「ほんとうに—見捨てないで頂戴よ」〈荷風・腕くらべ〉 2 最後。最終。「—はど...
末(すえ)四十(しじゅう)より今(いま)の三十(さんじゅう)
⇒末始終より今の三十
末始終(すえしじゅう)より今(いま)の三十(さんじゅう)
《「始終」を「四十」に掛けた言葉》将来多く得るよりも、現在少しでも手にするほうがよい。
スエズ【Suez】
エジプト北東部の港湾都市。スエズ運河の南端にあり、紅海に面する。古代エジプト時代より交通の要地として栄え、7世紀以降、メッカ巡礼の主要港になった。中東戦争で大きな被害を受けたが、1970年代にス...
スエズ‐うんが【スエズ運河】
エジプトの運河。スエズ地峡を貫き、紅海と地中海とを結ぶ。フランス人レセップスの計画により着工し1869年に開通、フランス・英国の経営を経て、1956年に国有化。長さ約162.5キロ。
すえ‐ずえ【末末】
1 時間的に先のほう。行く末。さきざき。将来。副詞的にも用いる。「—楽しみな少年」 2 子孫。後裔(こうえい)。「—に語り伝える」 3 空間的に先のほう。先端。「葉の—が色づく」 4 一族の中で...
スエズ‐ちきょう【スエズ地峡】
エジプト北東部にある、アジアとアフリカをつなぐ地峡。地中海と紅海を結ぶスエズ運河が横断する。
すえ‐ぜん【据(え)膳】
1 すぐ食べられるように、食膳を整えて人の前に据えること。また、その膳。「上げ膳—」 2 物事の準備を整えて人を待つこと。 3 女のほうから情事を誘いかけること。「彼女の—を逃げ出して置きながら...
据(す)え膳(ぜん)食(く)わぬは男(おとこ)の恥(はじ)
女のほうから言い寄ってくるのを受けないのは男の恥であるということ。
すえ‐たのもし・い【末頼もしい】
[形][文]すゑたのも・し[シク]行く末が頼もしく思われる。将来が期待される。「—・い若人」