すえつぐ‐へいぞう【末次平蔵】
[?〜1630]江戸初期の海外貿易家。長崎の人。名は政直。南洋各地との朱印船貿易で巨富を築き、のち、長崎代官となった。
すえ‐つけ【据(え)付け】
すえつけること。また、すえつけてあること。「機械の—が終わる」「—の本棚」
すえ‐つ・ける【据(え)付ける】
[動カ下一][文]すゑつ・く[カ下二]物をある場所に据えて固定する。「防犯カメラを—・ける」
すえつむ‐はな【末摘花】
《花が茎の末の方から咲きはじめるのを順次摘み取るところから》ベニバナの別名。《季 夏》「わが恋は—の莟かな/子規」 [補説]書名別項。→末摘花
すえつむはな【末摘花】
源氏物語第6巻の巻名。光源氏、18歳から19歳。源氏は常陸宮(ひたちのみや)の娘末摘花と契りを結び、翌朝大きな赤鼻の醜女だったことを知る。 源氏物語の登場人物。常陸宮の娘。容貌は醜いが、古風...
末(すえ)通(とお)・る
最後まで一貫する。また、最後まで行い、目的が達する。「末も通らぬ青道心(あをだうしん)、御諚(ぢゃう)を耳にな入れそ」〈義経記・四〉
末(すえ)遂(と)・ぐ
最後まで全うする。特に、相愛の仲を最後まで保ち続ける。「—・げられぬ恋ならば、最初(しょて)から結ばであるべきものを」〈人・英対暖語・四〉
スエトニウス【Gaius Suetonius Tranquillus】
[70ころ〜130ころ]古代ローマの伝記作家。ハドリアヌス帝の秘書官を務めたのち、著述に専念。カエサルからドミティアヌスまでの12人の逸話伝記集「ローマ皇帝伝」8巻や、ローマの文人・学者の伝記「...
すえ‐ながく【末長く】
[副]遠い将来までいつまでも。これから先も長くずっと。「—お幸せに」
すえなし‐がわ【末無し川】
水流が途中で消滅し、河口がない川。乾燥した砂漠地方に多く、小規模のものは扇状地などにもみられる。