すえひろ‐てい【末広亭】
東京都新宿区にある演芸場。明治30年(1897)に開場。第二次大戦で焼失したが、昭和21年(1946)に再建された。新宿末広亭。
すえ‐びょうし【末拍子】
宮廷の御神楽(みかぐら)で、末方(すえかた)の主唱者。⇔本拍子(もとびょうし)。
すえ‐ふろ【据(え)風呂】
《「すいふろ(水風呂)」が、1箇所にすえつけるものという連想から音変化したものか》「水風呂(すいふろ)」に同じ。
すえ‐へ【末辺/末方】
1 物の先の方。「(竹ノ)本へをば琴に作り—をば笛に作り」〈継体紀・歌謡〉 2 山の頂の方。「三諸(みもろ)は人の守(も)る山本辺にはあしび花咲き—には椿(つばき)花咲く」〈万・三二二二〉
すえ‐ほそり【末細り】
《「すえぼそり」とも》さき細り。「景気が—になる」
すえ‐むすめ【末娘】
兄弟のうちで最年少の娘。
すえ‐もの【据(え)物】
1 据えておくもの。飾り物。置物。 2 罪人の死体などを土壇(どだん)に据えること。また、据えた死体。刀剣の試し斬りにされた。「ためし物をよく切る人にて…、すでに—を切って」〈甲陽軍鑑・四〇〉 ...
すえ‐もの【陶物】
やきもの。陶器。「マイセン焼の—などあり」〈鴎外・文づかひ〉
すえもの‐し【陶物師】
陶器を作ることを職業とする人。陶工。
すえもの‐やど【据え物宿】
専属の私娼を置いている宿。「—に行きて分(わ)けの勤めも恥づかし」〈浮・一代女・六〉