かくしだぬき【隠狸】
狂言。和泉(いずみ)流。太郎冠者の捕らえた狸を主人が欲しがり、酒を飲ませたり、舞をまわせたりして、そのすきに取り上げる。
かく‐やらい【角矢来】
竹を縦横に組んで、すきまが長方形になるように作った垣。
がけ【掛(け)/懸(け)】
[接尾] 1 名詞に付く。 ㋐それを身につけている意を表す。「たすき—」「ゆかた—」 ㋑(「心」あるいはそれに類する語に付いて)心の中にいつもあることを抱いている意を表す。「心—」「思い—ない」...
かず‐ちゃわん【数茶碗】
1 大寄せの茶会のとき、主茶碗(おもぢゃわん)・替え茶碗のほかに、水屋から茶をたてて出すのに使う茶碗。 2 数寄者(すきしゃ)あるいは宗匠が、数を限って焼かせる好みの茶碗。数の内茶碗。
かぜ‐の‐はふり【風の祝】
風を鎮めるために、風の神を祭る行事。また、その行事をつかさどる神職。風の祝子(はふりこ)。「けさみれば木曽路の桜咲きにけり—にすきまあらすな」〈散木集・一〉
かき‐ま【垣間】
垣のすきま。「春されば卯の花腐(くた)し我が越えし妹(いも)が—は荒れにけるかも」〈万・一八九九〉
カナール‐とう【カナール島】
《Îlot Canards》ニューカレドニアの首都ヌーメアの南西沖合にある小島。アンスバタとボートで結ばれる。周辺海域も含め自然保護区に指定され、シュノーケリングやスキューバダイビングなどのマリ...
カテドラル‐さん【カテドラル山】
《Cerro Catedral》アルゼンチン南部、リオネグロ州、ナウエルワピ国立公園にある山。標高2405メートル。山麓は南米最大級のスキーリゾートとして知られる。
カナツェイ【Canazei】
イタリア北東部、トレンティーノアルトアディジェ自治州の町。ドロミティ山地に位置し、カティナッチョ、セッラ、マルモラーダなどの山群に囲まれる。山岳リゾートとして知られ、スキーや登山を楽しむ観光客が...
かっ‐さら・う【掻っ攫う】
[動ワ五(ハ四)]《「かきさらう」の音変化》 1 横合いからすばやく奪い取る。すきに乗じてすばやく持ち去る。「網棚の荷物を—・う」 2 土砂などをすくい上げて除く。「川底の土砂を—・う」