かくしだぬき【隠狸】
狂言。和泉(いずみ)流。太郎冠者の捕らえた狸を主人が欲しがり、酒を飲ませたり、舞をまわせたりして、そのすきに取り上げる。
カクテル【cocktail】
《「コクテール」とも》 1 ウイスキー・ブランデー・ジンなどの洋酒に、果汁・ビターズ・シロップ・香料などを加え、氷を入れて混ぜた飲み物。混合酒。 2 オードブルの一。果物・野菜・エビ・カニなどを...
かく‐やらい【角矢来】
竹を縦横に組んで、すきまが長方形になるように作った垣。
かけ‐どくり【欠(け)徳利】
1 口の欠けている徳利。 2 口の悪い人。また、おしゃべり。「—。…口のかけし徳利は出やすきゆゑ、よくしゃべるをいふ」〈洒・箱枕〉
かごしま‐わん【鹿児島湾】
鹿児島県南部、大隅(おおすみ)・薩摩(さつま)両半島に囲まれる湾。更新世末期に生じた姶良(あいら)・指宿(いぶすき)両カルデラに起因するという説がある。湾奥に桜島がある。錦江(きんこう)湾。
かさぬい‐の‐むら【笠縫邑】
日本書紀で、崇神(すじん)天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)を皇女豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に祭らせたと伝える倭(やまと)の地。奈良県磯城(しき)郡田原本町新木(にき)、桜井市内...
かざ‐あな【風穴】
1 風が吹き通る穴やすきま。障子の破れ穴など。 2 通風・換気のために壁や窓にあけた穴。かざぬき。 3 山腹などにある大きな奥深い穴。夏、冷風が吹き出る。ふうけつ。
かざ‐おと【風音】
1 風の吹く音。かぜおと。 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を小刻みに打ちつづけて、風の吹く音やすきま風の感じを表すもの。
カザン‐クレムリン
《Kazanskiy Kreml'/Казанский Кремль》タタールスタンの首都カザンにあるクレムリン(城砦)。中世にボルガブルガル人によって最初のクレムリンが建設。15世紀にカザンハ...
かす・める【掠める】
[動マ下一][文]かす・む[マ下二] 1 すきをうかがって、すばやく盗む。「財布を—・める」 2 人の見ていないすきに、こっそり何かをする。「上役の目を—・めてサボる」 3 すれすれに通り過ぎる...