すぎ‐ばやし【杉林】
1 杉の木の林。 2 「酒林1」に同じ。
すぎ‐ひらたけ【杉平茸】
ホウライタケ科のキノコ。夏から秋にかけ、スギなどの倒木や切り株に扇形の白い傘が重なり合ってつく。すぎかのか。すぎもたせ。 [補説]長く食用とされていたが、平成16年(2004)以降、摂取して急性...
すぎ‐ふ【杉生】
⇒すぎう
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
杉の葉の付いた塔婆(とうば)。最後の年忌である三十三回忌または五十回忌に、墓場に立てる。葉付き塔婆。梢(うれ)付き塔婆。
すぎ‐むら【杉叢】
杉がまとまって生えている所。「石上(いそのかみ)布留の山なる—の思ひ過ぐべき君ならなくに」〈万・四二二〉
すぎむら【杉村】
姓氏の一。 [補説]「杉村」姓の人物杉村楚人冠(すぎむらそじんかん)杉村春子(すぎむらはるこ)
すぎめ‐おうぎ【杉目扇】
杉の木目(もくめ)が横目になっている薄板で作った扇。貴族の幼童が用い、吉祥文様を描き、糸花(いとばな)をとじつけたりする。
すぎもと【杉本】
姓氏の一。 [補説]「杉本」姓の人物杉本章子(すぎもとあきこ)杉本栄一(すぎもとえいいち)杉本苑子(すぎもとそのこ)杉本良吉(すぎもとりょうきち)
すぎもと‐でら【杉本寺】
神奈川県鎌倉市にある天台宗の寺。山号は大蔵山。開創は天平6年(734)、開山は行基で、円仁の中興と伝える。坂東三十三所の第1番札所。下馬観音。大蔵観音。杉本観音。
すぎ‐もの【過ぎ者/過ぎ物】
釣り合いがとれないくらいよいもの。過分なもの。「瀛公(えいこう)は好男(いろをとこ)だ。あの女には—だはな」〈滑・浮世床・初〉