すげ【菅】
カヤツリグサ科スゲ属の多年草の総称。至る所に生え、カサスゲ・マスクサ・コウボウムギ・カンスゲなど日本には約200種ある。茎は三角柱で節はない。葉は線形で、根生。葉の間から茎を直立させ、小穂をつけ...
すげ‐いちもんじ【菅一文字】
「菅一文字笠(がさ)」の略。
すげいちもんじ‐がさ【菅一文字笠】
スゲで作った、平たい一文字状の笠。菅一文字。
すげ‐かえ【挿げ替え/箝げ替え】
すげかえること。つけかえ。「刃の—がきく」
すげ‐か・える【挿げ替える/箝げ替える】
[動ア下一][文]すげか・ふ[ハ下二] 1 新しく別のものをすげてつけ替える。「鼻緒を—・える」 2 ある人をその地位からはずして、別の人をつける。「局長の首を—・える」
すげ‐がさ【菅笠】
スゲの葉で編んだ笠。すががさ。《季 夏》「—や面(おもて)つつみて御岳人/古郷」
すげ‐がさ【菅蓋】
⇒かんがい(菅蓋)
すげがさ‐ぶし【菅笠節】
江戸初期に流行した唄。一節切(ひとよぎり)・箏(そう)・三味線などに合わせて歌われた。
すげ‐な・い【素気無い】
[形][文]すげな・し[ク]愛想がない。思いやりがない。そっけない。「—・く断られる」「—・い返事」 [派生]すげなさ[名]
すげ‐ぬま【菅沼】
群馬県北東部、日光白根火山北麓にある堰止(せきと)め湖。3か所でくびれて、三つの別な湖にみえる。湖面標高1731メートル。すがぬま。