いくた‐がわ【生田川】
神戸市を流れる川。摩耶(まや)山に源を発し、布引滝(ぬのびきのたき)となって神戸港に注ぐ。菟原処女(うないおとめ)が身を投げた妻争いの伝説で知られる。万葉集・一八〇九に詠まれ、大和物語にもみえる...
いく‐よ【幾世/幾代】
1 どれほどの年代。また、多くの年月。「われ見ても久しくなりぬ住吉(すみのえ)の岸の姫松—経ぬらむ」〈古今・雑上〉 2 「幾世餅(いくよもち)」の略。
いし‐だい【石鯛】
スズキ目イシダイ科の海水魚。全長約70センチ。体形はタイに似る。若魚には淡い青灰色の地に7本の黒い横縞があるが、老成すると消え、口の周辺が黒くなる。鳥のくちばしのように丈夫な歯をもち、サザエ・ア...
いすみ
千葉県南東部、房総半島東岸にある市。大原駅で外房線といすみ鉄道が接続する。イセエビ漁が盛ん。平成17年(2005)12月、夷隅(いすみ)町・大原町・岬町が合併して成立。人口4.1万(2010)。
いすみ【夷隅】
千葉県南東部、いすみ市西部を占める地域の名。房総丘陵の東に位置する。夷隅郡大多喜町・御宿町と、いすみ市内の旧夷隅町にあたる地域。
いすみ‐がわ【夷隅川】
千葉県南東部を流れる川。勝浦市の山地に源を発し、いすみ市北東部の太東(たいとう)崎の南で太平洋に注ぐ。長さ68キロ。蛇行をくり返して流れ、県下有数の流域面積をもつ。中・下流域は穀倉地帯。
いすみ‐し【いすみ市】
⇒いすみ
イズミル【İzmir】
トルコ西部、エーゲ海に面する港湾都市。古代ギリシャ名スミルナ。同国第三の都市であり工業、貿易が盛ん。紀元前10世紀にイオニア人が築いた植民都市に起源し、古代ローマ帝国、東ローマ帝国時代にはエーゲ...
いずも‐たいしゃ【出雲大社】
島根県出雲市大社町杵築東にある神社。正称は「いずもおおやしろ」。旧官幣大社。主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。他に五神を祭る。創建は神代と伝えられ、日本最古の神社の一。農業や縁結びの神と...
いそ‐あわもち【磯粟餅】
腹足綱イソアワモチ科の軟体動物。海岸にすみ、藻を食べる。体長約5センチの長楕円形で、黄土色の背には多数のいぼがあり粟餅に似る。大きいいぼの先には感光器官がある。本州中部以南に分布。